不倫は、結婚相手に対する裏切り行為です。
そのため、してはいけないという認識を持っている人が殆どでしょう。
しかし、世間では不倫をテーマにしたドラマや映画が次々と製作され、ヒット作も生まれている事から、それだけ関心の高い題材だという事が分かります。
いけないことだと分かっていながら、不倫に踏み出してしまうのは何故でしょう。
不倫に至ってしまった理由について、既婚男性にアンケート調査を実施したところ、癒されたかったという理由が、上位に挙げられていたそうです。
今回は、実際に不倫をしていた既婚男性の体験談をもとに、不倫に癒しを求めてしまう男性の心理を紐解いていきましょう。
不倫相手といる事で癒される / H・Mさん
結婚して10年目ですが、長女が生まれてからは、妻との寝室は別になり、次第に最低限の会話しかしなくなりました。
休みの日なども、自宅にいると邪魔者扱いという感じで、肩身が狭い思いをしている事が多かったです。
自分の居場所がどこにもないように感じ、会社と自宅の往復に疲れ切っていました。
そんな時に、高校の同窓会があり、元カノと再会する機会がありました。
当時、元カノは高校卒業と同時に就職、僕は大学進学と、それぞれの進路へ。
そのため、お互いの生活が忙しくなり、ケンカ別れとかではなく自然消滅した感じだったので、元カノとは、お互いの近況や昔話などで盛り上がってしまいました。
その時に、連絡先を交換したことがきっかけで、頻繁に連絡を取るようになりました。
お互い結婚していましたが、元カノも僕と同様に結婚相手への不満が溜まっていたようでした。
彼女と逢う時間は、とても癒されました。
殆ど会話のない妻とは違い、僕の言葉に耳を傾けてくれる彼女と一緒にいると、自分を肯定してもらっているという、とても満たされた気持ちになりました。
自分をさらけ出す事が出来る空間が、こんなに居心地がいいものなのかと。
彼女と一緒にいることで、バランスが取れている感じです。
お互いの家庭は壊さないという暗黙の了解のもと、この関係を続けていますが、これからも続けていけたらと思っています。
居場所がない寂しさを癒したい
H.・Mさんの場合は、結婚相手からは軽んじた扱いを受けていたことから、家庭生活において自分の居場所を見出せない寂しさが大きかったようです。
家庭を支えている大黒柱という立場でありながら、家庭に居場所がないということは、いたたまれない気持ちだった事でしょう。
自分を肯定してくれる存在に癒される
人間というものは、自分の話を否定せずに、耳を傾けてくれる存在に心を開いてしまう傾向があるそうです。
H・Mさんの場合も、このパターンがあてはまります。
やはり、自分の話を聞いてもらえるという事で、自分の存在を受け入れてもらえている安心感を抱き、ギスギスした日常生活から解放されて、不倫相手と楽しい時間を共有することで、気持ちが癒されるのです。
まとめ
いかがでしたか?
紹介させて頂いた体験談と、自分の置かれている環境が、重なってしまう部分はありませんでしたか?
もし、心当たりがある場合は、夫婦関係の在り方を見直してみてはいかがでしょうか。
不倫は、決して許される行為ではありません。
しかし、結婚相手との間に埋める事が難しい溝が出来てしまった時、その溝は不倫に踏み出してしまうきっかけとなる危険性を秘めているのです。
家族の為に働いてくれている夫に対しての感謝の気持ちや、日々の家事を担ってくれている妻への感謝の気持ちを忘れないだけでなく、日頃の感謝の気持ちを『ありがとう』の言葉にする事も大切です。
家庭という場所が、お互いにとって居心地の良い場所であれば、パートナーが不倫をしてしまう可能性を阻止することが出来るのです。
最後まで記事を読んで頂いて、ありがとうございました。