日常生活では縁のないものと思っていた「不倫」。
「不倫」をテーマにしたドラマが高視聴率をたたき出し、映画化されるなど盛り上がりを見せたと思えば、週刊誌やワイドショー、インターネット掲示板などでは連日、誰かの不倫問題が報道されています。
私が若かりし頃に抱いていた不倫のイメージとしては
愛人を囲い、愛人を喜ばせるために豪快にお金を使う成功者
というものでしたが、「英雄色を好む」などと言われた時代もすでに昔のこと。
一般的な調査では一般人でも不倫経験者が意外と多いこともわかり、他人事ではなくなってきているのではないでしょうか。
とは言え、昔のようなバブル時代ではなく、現代は不景気真っただ中。
羽振りのよい男性ばかりが不倫をしているわけではないのが現状です。
そんな現代での不倫とお金事情について考えていきたいと思います。
不倫中のお金はどちらが出すもの???
不倫の関係を続けるためには自宅から離れた場所に行くまでの交通費であったり、食事代、ホテル代、時にはプレゼント代など、多くのお金を使う必要があります。
年配の方や中年男性の話を聞くと「デート代は男が出すもの」という意識が強かったようですが、その認識も不景気などを経験していくうちに認識が変わっているようです。
現代社会での不倫のお金事情を調査すると「費用は折半」が半数を占めていることがわかりました。
その背景として
・不景気のあおりで金銭的に余裕のある男性は減少傾向にある
・(仮に高所得者であったとしても)妻にがっちり財布を握られていて自由に使えるお金が少ない
・共働き人口の増加により、女性側にも金銭的な余裕が出てきた
ということが挙げられます。
不倫中の女性が気を付けたいこと
私個人の意見として
誰かの不幸の上で成り立つ幸せは本当の幸せはと言わない、という思いと
因果応報。良縁も悪縁も自分の行い次第で結局、しっぺ返しがくる、
という思いがあり、不倫自体に何の魅力も感じていないのが本音ではありますが、
世の中には色んな形の恋愛があり、不倫問題においても当事者間でない限りは他人の不倫を責め立てる権利はない、とも思っています。
一方で自分の夫や子供、親兄弟、友人を失うことになっても貫きたいほどの相手が現れるという人生もある意味、うらやましいことなのかもしれません。
お金に苦労していない、不倫相手にお金を使うことに何の抵抗もない、という状況であるなら良いのですが、少しでもお金を使うことに躊躇してしまう、無理している、という状況ならば付き合いを考え直してみるのが良いでしょう。
万が一、女性側に費用負担がかかっているようであればなおさらのこと。
双方の意思として「大人の遊び」であったとしても、結果として一方的に遊ばれただけ、となるのは避けたいものです。
家庭を捨てる決心もつかず、体のいい言葉を並べてお金も出さない、そんな男性と共にする時間とお金は有効と言えるのでしょうか。
不倫相手に貢いでしまった分、「都合のいい女」として認識される可能性が高く、相手に執着してしまったり、泥沼化する可能性も高くなるのですから。
まとめ
気がついた時には不倫相手も自分の元から去り、時間もお金も戻ってこない・・・
そんなことになるくらいなら、これから先の未来を一緒に歩んでいける素敵な男性との楽しい時間にお金を使うのが、1番良いのではないでしょうか?
家庭のある男性との付き合いにお金をかける意味はあるのでしょうか?
あなたは不倫相手がいなくなったら何が残りますか?
この不倫は、あなたへのリスクの方が大きいのではないでしょうか?
あなたの人生をかける価値がある男性なのでしょうか?
一度きりの人生だからこそ、
先のない未来だからこそ、
あなたの中に大きな傷を残さないために、
一度、胸に手をあてて考えてみてください。