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配偶者の社内不倫を知った時~あなたは離婚という選択を選びますか~
平穏だった毎日に激震が走る出来事、それはあなたにも突然やってくるかもしれません。
それは地震でしょうか。
洪水でしょうか。
交通事故でしょうか。
防ぎようのない天災や事件・事故はこの世の中に溢れています。
でも、防ごうと思えば防げること。
家庭のある身で別の誰かと男女の関係を結ぶこと。。。
これは個人の感情次第で回避することができるものだと私自身は思っています。
家族の生活のため、幸せのために毎日、働いてくれているはずの配偶者が
社内に不倫相手がいると知った時。
その日、その瞬間ほど心をかき乱されることは人生でそう多くはないでしょう。
私も想像しただけで怒りが…はらわたが煮えくり返る思いです
現在、不倫相手との関係に悩んでいる方、
配偶者への不倫の疑念が払しょくできずにもやもやしている方、
配偶者の不倫を知り、離婚を考えている方の参考になればと思います。
不倫の事実を知った時、あなたならどうする???
夫婦仲が冷め切っていて刺激が欲しい、
性欲が強く、配偶者じゃ物足りない、
配偶者以外の人との関係を楽しみたい、
お酒の勢いで魔がさした、など
社内不倫に陥った原因はひとそれぞれですが
不倫された側にしたらそこは問題ではなくて「配偶者が不倫をした」それが
事実であってそれがすべてです。
さてここからは「不倫の事実が発覚した」と過程して不倫された側が
どういう点に注意し、向き合っていくべきかを考えていきましょう。
まず最初に頭をよぎるのは「裏切り行為への怒り」と「離婚」という二文字ですよね。
何事にも言えることですが怒りに任せて行動するといいことはありません。
どんなに怒り狂ったところで不倫をされたという過去は消えないのだから。
後で後悔しないためにも怒りの感情を一旦、沈めて冷静に現実を受け止め、
これからどういう未来を描いていくべきか、順を追って整理しましょう。
■不倫の証拠をできるだけ多く集める
不倫での慰謝料請求を行うには、配偶者と不倫相手が肉体関係を持ったことが
わかる証拠を提出することが大前提となります。
自身では証拠がつかみづらい状況である場合は探偵を雇って証拠をつかむのも
ありだと思います。
宿泊旅行でのツーショット写真や、肉体関係があったと思われるメールや手紙、
配偶者本人及び浮気相手が浮気の事実を認めたことを記録した音声データや念書等を
収集しましょう。
■弁護士へ相談する
冷静に事を進めるにしてもやはり当事者同士では関係を終結させるのは困難です。
不倫などを専門に扱っている弁護士へ相談し、第三者の冷静な視点でアドバイスを
もらうことをお勧めします。
■慰謝料請求を行う
物的証拠などを押さえ、弁護士と相談した上で慰謝料を請求する権利があります。
配偶者だけでなく、不倫相手にも請求が可能となるため、今後の生活のためにも
もらえるものはきっちりと請求しましょう。
■離婚等の各種手続きを行う
離婚を決意した場合は財産分与、親権問題、養育費問題ほか各種、公的手続きが
必要となってきます。覚悟を決めた際にはきっちりと抜けのないように手続きを
進めるためにも専門家によく相談した上で手続きを進めてください。
小さなお子様がいるご家庭の方はシングルとなった場合の公的援助などを
事前に調べて離婚後も生活に困窮しない健全な生活が送れるか、なども
よく考えてくださいね。
■離婚をしないと決めた場合、配偶者ときちんと向き合う
経済的な問題や配偶者が猛省している、まだ愛しているなど様々な理由で
離婚をしない、と決断される方もいらっしゃるでしょう。
その場合は配偶者としっかり向き合うことをおすすめします。
少しの残業や飲み会、泊まりの出張の度にもしかして・・・と疑念を持つ日々が
続くのは精神的負担が大きいでしょう。
今回の件で傷ついた、という事実と自分の素直な気持ちを伝えて関係を修復することが
家族のためであり、自分自身のためにもベストな選択になるのではないでしょうか。
まとめ
突然起こる事態に冷静沈着に対応できる人はそう多くはないと思います。
あっさり離婚してきれいさっぱり別の人生を歩んでやろうと思うかもしれませんし、
配偶者、そして不倫相手をどうやって制裁し、奈落の底に陥れるべきかを
徹底的に考えて自らが味わった以上の苦しみを与えてやろうと
復讐心に燃えるかもしれませんし、中には殺意さえ芽生える人もいるでしょう。
私だったら…子供のために離婚はせず、定年退職を待って熟年離婚し、
分配された資金で第二の人生を楽しむ、というのが今のところの考えです。
この不運な事態に直面した時、どう選択するかは人それぞれの考え方があると
思いますが、自分を大切にし、子供を大切に考えての決断をし、一人でも多くの人が
明るい未来を歩んでいけたらうれしいです。