不倫をしている人は、パートナーに対して何らかの不満を抱えているケースが多いようです。
そのため、パートナーに対して抱いている不満やストレスを、不倫という形で解消するためのお付き合いと、考えている人が大半を占めているのです。
家庭を犠牲にしてまでも不倫相手と添い遂げたいと考えている人は、殆どいないと言っても良いでしょう。
しかし、結婚生活が、修復不可能なレベルで破たんしている場合については、不倫相手と結婚するという、いわゆる略奪婚というケースも稀に見受けられます。
略奪婚を成功させた女性たちは、その後幸せになれるのでしょうか?
実際に略奪婚をした女性2人に、略奪婚に至った経緯と、その後のお話を聞いてみましたので、ご紹介していきます。
1.不倫相手に、とことん尽くした
私と付き合い始めたころには、彼の結婚生活は事実上破綻していたみたいでした。
彼は指輪も外してしまっていたので、既婚者だということは付き合い始めてから知らされました。
正直とまどった部分もありましたが、彼の言葉を信じていたので、別れるという選択はありませんでした。
彼が既婚者だと知ってからは、ウジウジ考えても仕方ないと気持ちを切り替えて、ただただ、好きな人と一緒にいられる幸せだけに目を向けるようにしていました。
二人で一緒にいる時は、不満や不安などは一切口に出さず、彼にとって居心地のよい空間を作るように心がけていました。
私の方からは、奥さんと離婚してなどと詰め寄ったり、懇願したことは一度もありませんでしたが、逆にそれが効果的だったようです。
結果的には、奥さんとの離婚を成立させてくれて、君とずっと一緒にいたいというプロポーズを受けて入籍したんです。
彼も変わらず優しいままだし、私も彼のことが大好きなままなので、毎日が幸せです。
2.彼の言葉を鵜呑みにして不倫の末の略奪婚。後悔しかないです。
不倫相手は職場の上司でした。仕事の相談に乗ってもらったり、会社の飲み会などで関わっていくうちに、だんだん親しくなり、自然と付き合うようになりました。
不倫当初から、奥さんの不満をよく聞かされていました。
不満の内容は、何をするにもケチケチして息が詰まる、ほとんど家事をしないから俺の負担が多い、子供を欲しがらないなどです。
当時は脳内お花畑だった私は、不倫相手の言っていることを全て鵜呑みにしてしまって、私だったら絶対に、彼にそんな気持ちにさせないのにと思っていたし、彼にも伝えていました。
その結果、不倫相手と奥さんの離婚が成立し、その後、私と彼が結婚したんです。
でも、ふたを開けてみたら、自分のお給料は全てお小遣いにしてしまうので生活費を一切入れてくれない。
家事をすると言っても、洗濯機のボタンを押すだけ。それでも家事を手伝う俺エライ!とドヤ顔。
前の奥さんは家計を全て自分の給料でやり繰りしていたのでしょう、そりゃケチケチじゃなくて節約上手って言うんだよ!と、毎日イライラしています。
また、そのことが原因でケンカばかりしています。
前妻は子供をほしがらないという愚痴だって、こんな状況じゃ子育てに不安しかなくて作りたくもないですよ。
そういえば前妻との離婚のときに、揉めた話とか慰謝料とかって聞いていなかったのですが、地雷物件と縁を切れるのなら、はい、喜んで!という気持ちでいっぱいだったんだろうなと思います。
まとめ
略奪婚とひとことで言っても、明暗はさまざまのようですね。
不倫をやめて、他の独身男性と幸せになるか、不倫相手を奥さんから略奪して結婚することで幸せになれるのか。
自分の冷静な判断と、ちょっとした行動で、結果はいくらでも変わってきます。
自分が本当に幸せになるためには、どうしたらよいか?
略奪婚には、それなりの覚悟が必要です。
略奪婚を考えている人は、その後の未来も見据えて考えてみると、最良の判断が出来るかもしれませんね。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。