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不倫の引き金はセックスレス!?
人間の三大欲求であるはずの性欲が現代社会・日本では変革を迎えようとしていること、
皆さんはご存知でしょうか?
ある程度の年齢になれば多くの夫婦は自然とセックスの回数が減るものですが、
近年、まだ結婚してそれほど年数の経っていない夫婦や、
若年齢層のセックスレスが年々増加傾向にある、というニュースを目にしました。
既婚者間でのセックスレス率は半数を占めている、という現実。
その一方、不倫という関係の中でのセックスは増加傾向にあるようです。
セックスレスの原因は??
不倫に走る既婚者の原因のひとつになっているのが夫婦間のセックスレス。
では、現代社会のセックスレスは何が引き金となっているのでしょうか。
画像引用元:https://www.bing.com
①長く付き合って結婚し、マンネリからセックスレスに。
あいのりに出演していた人気ブロガーの桃さんも先日、離婚を発表し、「結婚当初から夫とは夜の営みがなかった」とカミングアウトしました。
このように交際期間が長く、その延長線として結婚した場合、男女の関係というよりも同士、戦友のような関係になってしまうケースがあるようです。
②多忙な毎日で疲れ切ってしまい、いつしかセックスレスに。
過重労働大国日本。過労死などのニュースもあるように比較的、真面目で勤勉な日本人ならではの問題でしょうか。
平日は毎晩遅く、休日はとにかく休みたいという気持ちが強くなり、配偶者とのコミュニケーション不足の結果、気が付けばセックスレスになっているケースです。
③産後のホルモンバランスの乱れ、日頃の不満などにより、セックスレスに。
産後、特に授乳期は「プロラクチン」というホルモンが分泌されます。
「プロラクチン」は卵巣機能を抑制して母乳を出すことを優先するホルモンなので子供を産みたいという欲求(性欲)よりも子供を育てたいという欲求(母性)が強くなるようです。
また、女性ホルモンが減少するため、カラダは疲れが残りやすく、十分な睡眠を何か月も取れない状況で子育てをしている妻にとっては夜の営みが苦痛に感じることもあるでしょう。
さらに子育てに協力がなかったり、日常生活での不満が蓄積してしまうと授乳期が終わった後でも夫に触れられだけで嫌悪感を抱く、というケースもあるようです。
両者がセックスレスに対して、ストレスを感じていなければ、家庭の関係に問題はありませんが、どちらか一方が求めているのに、どちらかが拒否をしてしまえば、そこにストレスが生じます。
それゆえ、夫婦間で満たされない思いや欲求を他の人に求めてしまう、という状況に陥りやすくなります。
まとめ
セックスレスが原因で不倫に走る状況は人それぞれに違うでしょうし、大まかにわけた3パターンの中にもさらに色んな背景があるでしょう。
今日は疲れているから・・・
正直、しんどい・・・
面倒くさい・・・
などの一時的な感情によって夫婦間でのセックスというコミュニケーションから離れてしまうと体のつながりだけでなく、心のつながりも薄れていくこともあるのです。
セックスレスによって
妻は夫に対し、「私は家政婦じゃない。」という不満を持つようになったり、
夫は妻に対し、「俺はATMじゃない。」という不満が生まれ、夫婦関係がギクシャクする悪循環に陥る可能性もでてきます。
女性は子供を産むと母親スイッチが入りやすくなり、女性らしさを失うこともある一方で男性は父親であると同時に男である部分が捨てられない生き物です。
また、現代の若者に多くみられる草食系、と言われるような男性がいる一方で母となった女性の中でも子供より女である自分を優先する人もいます。
どちらか一方で「男・女である自分を優先したい欲望」が強い場合、自己欲求を満たすために不倫という道を選び、不倫関係でのセックスが増えているのでしょうね。
皮肉なことに、現実社会の中には妻や夫でない誰かと不倫関係を続けることで夫婦関係、家族関係がうまくいっている家庭もあるでしょう。