男女の不倫心理にはどのような違いがあるのか
いけないことだとわかっていても。
誰からも認められないとわかっていても。
深く傷ついて何もかも失うとわかっていても。。。
それでも減らない「不倫問題」。
男は何故??女は何故???
不倫という選択肢を選んでしまうのだろう。
ずっとそんな疑問を抱いていました。
人は何故、大きなリスクを背負ってまで不倫を行うのか、その深層心理について
迫ってみたいと思います。
男性側の深層心理
男性の場合は大きくわけて4タイプがいるようです。
■英雄色を好む/自己顕示欲の強い人
仕事では部下がいるようなポジションで、金銭的にも余裕があるケース。
自分の力をもっと試したい、挑戦してみたい。既婚という壁を越えても自分はモテる男なのか自分の力を証明したいという自己達成意欲が強く、会社でも役員になるような人、もしくは、自分で起業するようなタイプとも言えるでしょう。家庭は「自分の帰る場所」であり、不倫相手には「一時避難場所」のような安らぎを求めています。
■放任家庭の寂しがりや/自己承認欲求の強い人
奥さんが子供ことばかりに注目をしているような状態で家族の為に頑張って働いていも家族から感謝がないことに不満を持っているケース。
その中でも既婚女性を選ぶ男性というのはかまってほしい、自分が甘えたいという気持ちの表れが深層心理に大きく影響しているようです。家族からの評価が得られれば家族の元へ気持ちも戻る傾向にあります。
■妻は女として見れない/現実逃避気味の人
妻が”家族”となった瞬間に妻に対して息苦しさを感じてしまうケース。
幼少期など、母親が厳しかったり、過干渉であった家庭で育った人に多くみられるそうです。妻に母を投影してしまい、潜在的に妻が女性として見れなくなってしまう、興味を持てなくなってしまう、ということがあるようです。そうなると異性への安らぎや欲望が別の女性に向き、ついつい不倫をしてしまう結果となります。
■根っからの女好き/性欲の強い人
「妻だけじゃ、満たされない」欲望を満たしたいだけ。SNSなどを巧みに使い、ありとあらるゆ手法で出会いを求めて性のはけ口になる女性を探しているケース。
自己顕示欲の強い人とは対照的に金銭面に余裕があるわけではなくても、とにかく性欲が強い。単に性欲を満たしたい、という目的のため、SNSなどを駆使して相手を見つけようとする傾向が強いようです。
女性側の深層心理
女性の場合は大きく分けて4タイプがいるようです。
■夫への愛情はいつしか子供へ/子供第一主義の人
産後のホルモンバランスの崩れや夫への不満が募り、生活のすべてが子供中心になるケース。
産後は誰しも子供が第一優先になりますが、その間の妻への配慮や家事育児への協力のなさが原因で夫への不満が募った結果、夫を男性としてみられなくなります。
教師や習い事のインストラクターなど、子供との関わりの中で出会う、夫以外の男性に惹かれる傾向があります。
■妻・母である自分を忘れたい/自己承認欲求の強い人
夫が女として見てくれない、という不満を持ち、ひとりの女性として扱ってほしい、という思いを外に求めるケース
働き先では妻でもなく、母でもなく、その人個人として扱われます。ひとりの女性として接してくれる好意的な相手が現れた時、嬉しさからついつい不倫の道へ走ってしまいます。
■夫婦の関係がまんねり気味/刺激を求める人
セックスレス、夫婦の生活のすれ違いで生じるまんねりな毎日に辟易して外に刺激を求めるケース。
多くの人の結婚生活は平凡な毎日の積み重ねでできています。恋人同士のようなドキドキ感やワクワクは長くても3年で終わってしまうもの。共働き世帯の増加で夫婦生活のすれ違いができたり、晩婚化でセックスレスの家庭も多く、寂しさや刺激が欲しいという気持ちが不倫をしてしまう結果になる場合もあるようです。
■目には目を歯には歯を/復讐心の強い人
夫の風俗通い、不倫の証拠が見つかり、腹いせに不倫をするケース。
夫との夜の営みで性病をうつされて風俗通いが発覚、携帯を覗き見してしまい、夫の不倫が発覚した、など夫の女性関係に腹を立てた妻が復讐として不倫を行うことも。。。
まとめ
男性も女性も不倫する原因はさまざまです。
細かく言えばそれぞれの4パターン以外にも理由はあるのでしょう。
深層心理の根底には妻への、または夫への不満が垣間見れます。
寂しい
自分を認めてほしい
必要としてほしい
人肌が恋しい
このような気持ちを持っている時、この思いを満たしてくれる人が現れたら…
不倫はいけない、と思いとどめようとしても
満たされたい気持ちの方が強くなる瞬間が誰にも訪れる可能性はあるのかもしれません。
根本的な原因の共通点がある一方で男性と女性で大きく異なる点もあります。
男性は肉体的なつながりを不倫相手に求め、
女性は精神的なつながりを不倫相手に求める傾向があるようです。
いずれにせよ
「家庭に足りないものを補う存在」が「家庭を壊す存在」
にならないように気をつけましょうね。