当初は、お互いのストレス解消から始まったはずの社内不倫。
しかし、新たなストレスを生み出す原因になってしまうこともあるようです。
社内不倫によって、一体どのようなストレスが溜まってしまうのか?
今回は、実際に社内不倫を経験したことがある女性にお話を伺いながら、どのようなストレスが生じてくるのかを検証していきます。
結婚が出来ないストレス/Tさん 34歳
新卒で入社してまだ間もない頃、当時同じ部署だった上司と社内不倫をしていました。
彼がいつも言っていたのは「妻とは冷め切っているんだ。必ず別れるから、待っててくれ」
まだ恋愛経験も少なく純粋だった私は、その言葉を真に受けて、彼が奥さんと別れるのを待ち続けていました。
そうした状態が何年か続いたころ、ふと気が付くと、仲の良い友人たちは、次々と結婚していきました。
幸せそうな披露宴に招待される機会も多くなっていきます。
周囲を見渡すと、独身の友達が殆どいなくなっていました。
(私は、結婚はおろか、スタートラインにすら立てていない。奥さんがいる人を相手にして一体何をやってるんだろう…)と、ものすごく空しくなりました。
「いつになったら、奥さんと別れてくれるの?」煮え切らない彼にシビレを切らした私は、ことあるごとに聞くようになりました。
今までは、おとなしく彼の言う事に従っていたのに、突然そんなことを言い出した私の事が、だんだん鬱陶しくなってきたのでしょう。
ある日突然、彼の方から「妻に君とのことがバレそうだ、君に迷惑はかけたくないから別れて欲しい」と別れ話を切り出されました。
都合よく遊べる浮気相手が欲しかっただけだということに、ようやく気が付いた私は即、承諾しました。
こんなバカバカしい経験は二度としたくありません。
今の私の最大のストレスは、婚期を逃してまで社内不倫を続けてしまった自分の馬鹿さ加減です。
相手の状況が嫌でも目に入ってくるストレス/Fさん 37歳
現在、同じ職場の同僚と社内不倫をしています。
お互い既婚者です。
不倫相手は、誰にでも気さくに話しかけるタイプ。
付き合う前は、彼のそういう所は全然気にならず、むしろムードメーカーだな~なんて思っていました。
でも、付き合っていくうちに、その気さくさが段々ストレスに感じてくるようになりました。
同じ職場なので、彼が他の女性同僚と楽しそうに話しているところが嫌でも目に入ってきます。
最初の頃は、気にしないようにしていましたが、それが毎日となると、さすがにキツくなってきます。
状況が状況なだけに、誰にも相談することは出来ないしで、ストレスは溜まる一方です。
「嫉妬しちゃうから、私以外の女の人と、業務以外で話さないでよ~」なんて、いい年して恥ずかしくて言えません。
また、思い切って言ってみても、ドン引きされたり、スルーされても悲しくなるだけだしと、一人で抱えてイライラしています。
付き合いたての頃は、毎日好きな人に会えて楽しい!なんて、呑気に考えていましたが、今となっては、イライラしに会社にいくような悪循環に陥ってしまってます。
私の嫉妬深さもストレスの一因かもしれません…。すごく辛いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
独身者同士の恋愛でさえ、パートナーとの関係がうまくいかない時のストレスは相当なものですよね。
でも、女友達との、たわいないおしゃべりの中で「ちょっと、聞いて~」という具合に、気軽に相談できれば、ストレスも発散しやすいでしょう。
しかし、社内不倫のストレスとなると、誰にでも気軽に相談するとうことが中々出来ないので、ストレス発散の面でも難しいところがあります。
まるで出口の見えないトンネルのようで、かなり辛いものがあります。
どうせ恋愛をするのなら、ストレスフリーな恋愛を楽しみたいですよね。
最後まで記事を読んでいただいて、ありがとうございました。