いけないことだと分かっていても、なかなかやめられないのが不倫というものです。
でも、幸せな結末を迎えたという事を聞くことが少ないのも、不倫というものですよね。
そして、社内不倫には多くの修羅場がつきまとう様です。
今回は、社内不倫の修羅場を目撃してしまった女性たちに、話を聞いてみました。
社内不倫の修羅場1:奥さんが職場に乗り込んできた。 営業職/27歳
私が働いている職場には、社内不倫をしているT課長とN子というバカップルがいました。
給湯室などでいちゃいちゃキスしたりしていたので、かなりひんしゅくをかっている二人でした。
ある日、私が出社すると会社のロビーで女の人が言い争う声が聞こえてきました。
何かと思い、通りすがりに横目で見てみると、言い争っているのは、N子と見知らぬ女性。
多分、社内の皆が「T課長の奥さんだ!」と一瞬で察したと思います。
エレベーターを待ちながら、皆で聞き耳を立てています。
「この泥棒猫!夫を誘惑しないでよ!」
まさか、実際に聞くとは思っていなかったテンプレート通りの奥さんのセリフ。
やはり、当人となると本当に言ってしまうんだなあと、思わず感心してしまいました。
エレベーターが来てしまったので、後ろ髪を引かれながら修羅場をあとにしましたが、その後、伝え聞いた話では、T課長は奥さんに離婚された上に左遷。
N子は社内不倫した女というレッテルを貼られてしまい会社に居づらくなってしまったようで自主退職。
N子とT課長のその後の関係は分かりませんが、社内であんなにバレバレだった脇の甘い男が、家庭で隠し通せるワケがないよね、と、社内の人たちは皆口々に言っていました。
社内不倫の修羅場2:不倫相手の子供を妊娠してしまった同僚。 事務職/24歳
同期で仲の良かったE美の話です。
E美は直属の上司であるF部長と付き合っていたのですが、社内で知っているのは多分、私だけでした。
同期だということもあったせいか、E美からは何度か相談を受けたりしていました。
ある日、E美からF部長の子供を妊娠したと聞かされました。
「おめでとう!式はあげるの?」と聞いてみたところ、本人は悲しそうな顔をして「う~ん」と返事を濁していました。
私の会社は全部署合同になって行う全体朝礼があります。
その朝礼時に、各自持ち回りで5分ほどのスピーチをする時間が設けられていました。
時事ネタでも、自分の目標でも、内容は自由なのですが、ある日E美にその当番が回ってきました。
E美は開口一番、「F部長の赤ちゃんを授かりましたので、F部長と結婚します!」
社内からは「おめでとう!」と祝福の声が飛び交いました。
でも、後方に並んでいるF部長含め、役員の人たちがザワついています。
「君、結婚しているんじゃないのか?」そんな声が聞こえてきましたが、朝礼は強引に締めくくられ終了。
F部長は結婚指輪をしておらず、プライベートの話も殆どしない人なので、社内で彼が既婚者だと知っている人はごく一部の役員だけだったみたいです。
後日、F部長が奥さんと離婚して、E美と入籍したと本人から聞かされました。
実はF部長は既婚者で、二人の付き合いが不倫だったなんて思ってもいなかったのでビックリしました。
なんとなくですが、E美はF部長が既婚者ということは気づいていたのではないかと思います。
じゃなかったら、わざわざ朝礼で発表なんてしないと思います。
でも、そこの部分をE美に突っ込めない今の私の心境が一番の修羅場かもしれません。
まとめ
社内不倫をすることによって、起こってしまった修羅場をご紹介しましたが、いかがでしたか?
不倫は、周囲の人々にも迷惑をかけ、傷つけてしまうものです。
しかし、中にはF部長のように、既婚者であることを隠して交際をしようとする人もいるようですので、注意が必要になってきますね。
いずれにしても、不倫の兆候が見られた際には、迎えてしまうかもしれない修羅場を念頭に置いて、冷静に行動しましょう。
最後まで、記事をお読みいただき、ありがとうございました。