夫が不倫をした時、妻はどのように対処すればよいのでしょう?
『まさか、うちの人に限って…』と、思っている場合は、あまりピンと来る話ではないですよね。
しかし、人間は完璧ではありませんから、過ちを犯してしまう可能性は誰にだってあるのです。
今回は、万が一の時に備えて、夫が不倫をした時に、妻がとるべき対処のポイントを、いくつか紹介していきます。
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1.夫に怪しい行動がないか確認してみる
不倫をしている時は、周囲に自分がどう映っているか、客観的に見えない場合が殆どです。
その為、普段と違った行動を取っているという事に気づかないことが多いようです。
夫が下記の行動を取っている場合には、不倫をしている可能性があるので注意が必要です。
★身だしなみに気を使うようになった。
★休日に、単独での外出が増えた。
★スマホを操作する時間が増えた。
★用途不明の支出が増えた。
★急に優しくなることがある。
2.感情に任せて行動しない
もし、何らかの形で、夫の不倫を知ってしまった場合、感情的になり、夫を問い詰めてはいけません。
信頼していたパートナーに裏切られてしまった時に受ける精神的ダメージというものは、立ち直るのに長い時間を要するほど、とても深刻です。
しかし、怒りのままに相手を追いつめてしまうと、シラを切られてしまったり、その後の夫婦仲に、亀裂が入ってしまう恐れがあります。
感情のままに行動をしてしまわないように、一旦ひと呼吸おいて冷静になりましょう。
そして今後、夫とどうなりたいのか、もしくは、自分はどうしていきたいのかという重要な部分を考えてみると良いでしょう。
3.夫の不倫の証拠を集める
夫が不倫をしている事が、間違いないという確証が得られたとしても、物的証拠がなければ、離婚や夫や不倫相手への慰謝料請求、もしくは再構築など、いずれかの選択を取る場合も、有利に進めることが出来ません。
まずは、不倫問題に強い探偵事務所や、興信所などで無料相談をする事がおススメです。
探偵や興信所は、裁判になった時に、どのような証拠が必要かということを熟知しているからです。
間違っても、個人的に尾行などして何とか証拠を集めようなどという事は、控えた方が無難と言えるでしょう。
4.離婚を決める前に考えるポイント
夫の不倫を許せない場合、やはり離婚の二文字が頭をよぎるでしょう。
その前に、下記のポイントを判断材料として考えてみることも良いでしょう。
★子供の親権や養育費の問題
子供にとって、父親が必要かどうか。また、離婚をした場合の養育費や、生活費はどうなるのか。
離婚後の人生を、何の不自由もなく送れるだけの慰謝料や、養育費を受け取れるということは、まず無理だと理解した方がよいでしょう。
★偏見や世間体
最近では、離婚も珍しくないので、周囲にあれこれ言われる事も、比較的少なくなっているようですが、やはり保守的な人は存在します。
離婚をしていることで、何か問題があるのではないかと勘繰られてしまったり、子連れ離婚の場合には、子供への悪影響について、心ない事を言われてしまう可能性があることを忘れてはいけません。
5.話し合いの場を設ける
不倫の証拠を掴む事が出来たら、離婚をするにしても、再構築をするにしても、夫との話し合いの場を設けましょう。
話し合いの場を設ける際に、最も注意するべき事は、決して感情的にならないという事です。
もし、心配な場合は、両親や義両親などの第三者に入ってもらうか、既に離婚を決意しているのであれば、弁護士に依頼するのも良いでしょう。
まとめ
長い人生を最愛のパートナーと共に歩むために、結婚という道を選んだカップルが大多数を占めていると思います。
もちろん、波風が立たない穏やかな毎日を送る事が望ましいのは、言うまでもありません。
しかし、いつ、何が起こるか分からないのが人生です。
万が一、夫が不倫という過ちを犯してしまった場合、今回いくつか紹介した対処法を、あなたが最善の選択を決断する際の、参考材料にして頂けたらと思います。
最後まで記事を読んで頂いて、有難うございました。