不倫は配偶者に対する裏切り行為です。
もし、パートナーが、不倫をしてしまった時、あなただったら、夫を許して再構築の道を選びますか?
それとも、夫を許さずに離婚の道を選びますか?
それぞれの立場や、考え方がありますので、何が正しい選択なのかということは一概には言えないでしょう。
そこで今回は、夫に不倫をされてしまった妻たちが、どのような選択をしたのか?
実際の体験談を紹介していきましょう。
目次(選択で移動)
1.浮気は男の甲斐性。離婚は考えなかった/H・Kさん
夫が不倫をしていたと知ったきっかけは、本気になってしまった不倫相手が、私の携帯に「旦那さんと別れて」と、電話をかけてきたことからでした。
夫の携帯から私の番号を盗み見たようです。
個人的には、浮気は男の甲斐性と考えていたので、不倫をしたから離婚をするという選択肢は一切ありませんでした。
不倫相手には、私の夫を既婚者と分かっていながら、関係を持ち続けた事実については、しかるべき措置を取る考えがある事を告げました。
感情的になって電話をかけてきた不倫相手には、効果的な忠告だったのか、無言で電話を切られましたけどね。
夫に対しては、不倫相手から連絡があった旨を伝えたところ、誤魔化すこともなく素直に謝ってきましたので、特に責め立てる事はしませんでした。
浮気したことを責めたところで、一時の気の迷いでしょうから、弁解自体も難しいでしょうしね。
今回の不倫については、貴方の気を引く努力をするために、新しい化粧品や洋服を貴方のカードで買う事が増えるかもしれない、という事だけ伝えておきました。
不倫を許すには条件付きがおススメ
一般的に、不倫という過ちを犯した夫を許せる妻は、とても少ないと言われています。
また、許す場合は、条件付きだったりする妻が大半を占めています。
H・Kさんのように、浮気は男の甲斐性と割り切って考えている女性の場合であれば、浮気をされたのは、自分に原因があるといった形で、自身を責めたりすることもなく、また、相手が一方的に悪いと責め立てたりもしないので、再構築になんら問題は出てこないでしょう。
しかし、殆どの場合は、自分や相手を責めてしまい、泥沼化してしまうことが多いのではないでしょうか。
再構築を望む場合は、夫や不倫相手に対し、本妻の強みとしての心の余裕をみせつけることにより、妻にはかなわないといった心理を植え付けマウンティングをとることで、再発防止に繋がってくるようです。
また、今後、浮気をした場合には、高級ブランドのバッグを買わせることや、海外旅行に連れて行ってもらうなどの、ウサ晴らしも兼ねた条件をつけてみるのも良いかもしれません。
2.夫と不倫相手に慰謝料を請求して離婚/M・Nさん
外見に気を使わない夫が、急に身だしなみを気にし始めたので、怪しいなと思い、携帯をチェックしてみたところ、不倫相手との馬鹿みたいなメールがビッシリあるのを見つけました。
不倫の事実を知った時は、夫への愛情が無くなると同時に、夫に対する激しい嫌悪感が沸いてきたので、離婚の決断は早かったと思います。
夫の不倫で、離婚を有利に進めるには、どうしたらよいかを早速インターネットで調べることにしました。
また、興信所にも依頼して、裁判に使える決定的な証拠を集めたりもしました。
行動を起こすことで、冷静になっていくことも出来ましたし、冷静に判断したうえで、離婚という選択肢は揺るがなかったので、結果的には良かったと思います。
また、夫と不倫相手から慰謝料を取る事で、自分の中で決着をつけることも出来ました。
裏切りへの報復で、気持ちに区切りをつける
夫の不倫が発覚することによって、不倫相手と一緒にいるところを想像してしまいますよね。
不倫された妻が、夫を許せない理由として、自身の預かり知らぬ所で、他の女と比較されたという事への嫌悪感が挙げられます。
夫の不倫を許そうと再構築を試みても、うまくいかない事が多いのは、この嫌悪感が根本にあるのが原因です。
この嫌悪感という感情は、消し去る事が非常に困難とも言われています。
本来ならば、心が安らぐはずの家庭において、ギクシャクした関係を続けるよりは、M・Nさんのように相手への慰謝料請求という形や、離婚という形を取る事によって、気持ちに区切りをつけることも一つの手段かもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
パートナーに不倫をされてしまった時、自分が取るべき選択は何が正しいのか。
最終的な決断をするのは、あなた自身です。
もし、あなたが選択を迷っているのであれば、今回紹介させて頂いたエピソードが、何らかのヒントになれば幸いです。
最後まで記事を読んで頂いて、ありがとうございました。